日本共産党碧南市会議員団

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地産地消の給食を!

地元産小麦粉「ソフトめん」が登場
          さらに米・野菜も碧南産の拡大を


小学校ごとの調理室にし、もっと地産地消を

 碧南市の学校給食では、輸入小麦100%のめんやパンが出されています。全国各地で輸入小麦の残留農薬マラチオンの有害性が指摘されるなか、安全な給食への関心が高まっています。日本共産党は地産地消を積極的に進め、安全でおいしい給食をと、大型給食センターではなくせめて小学校区ごとに調理室の設置を求めています。

全部 「碧南産小麦」に

 地産地消ー地元で取れた物を地元で食するー運動が全国で広がっています。
 碧南市では、平成15年度県から40万円の補助金を受けて、地元産の小麦をソフトめんやうどんに加工して給食に提供するため、民間製麺所で開発を進めてきました。1月26日(第一給食センター)、29日(第2給食センター)に市内幼・小・中学校の給食に始めて地場産小麦粉を使ったソフトめんが登場しました。
ソフトめんに続き、2月2日、27日にはうどんも、出されます。碧南市では、今回の地場産小麦製品の感想を集約し、今後につなげていく方向です。一回の小麦使用量は五〇〇kg。碧南市の小麦収穫量は308tです。全量利用まで進めていただきたいものです。
 西三河近隣自治体でも、豊田市、西尾市、安城市が学校給食に地場産の米を使用しています。
西尾市は、各学校に調理室がある単独校方式で、二十校に十人の栄養士が配置されています。

単独校方式の西尾市は小売店からも食材購入

 栄養士が食材購入を行い、西尾産の柿、みかん、お茶、海苔などを給食に利用しているところもあります。15年度からは減反で作付けされた大豆も七百kg利用しました。今後、味噌、豆腐など加工品にも活用の方針です。また、八百屋、魚屋、肉屋など地域の小売店からも食材を購入しています。

碧南農業の未来と、子どもの命がかかった選択 

 いままで国が減反を押し付け、大豆や小麦の作付けに補助金を出してきました。しかし3年後には、補助金は廃止されてしまいます。碧南農業の将来は、米や畑作物の生産と消費をどのようにふやし農家が生活できるよう活性化させていくのかが問われています。
子どもたちに安全でおいしい給食にし、地域農業を発展させるためにも、小学校区ごとに給食をつくり、周辺農家が支える給食にこそ未来があります。 


地元産の米を給食で使用している自治体
  (学校給食会調べ)

西尾市
精米時に「N」マークの西尾産を炊飯業者が使用。
豊田市
豊田産「大地の風」使用。小粒な米は粉にし、パンに。



衣浦マンモスプールの代替
碧南にも市民温水プールを



どうなる 「マンモスプー ルのない夏」

 衣浦マンモスプールが閉鎖され代替プールはなしの碧南市。衣浦サン・ビレッジがあるものの規模の小さい施設なので、とても代替にはなりません。

もともと約30億円の計画だった 「サン・ビレ」

 まだ、マンモスプールの廃止を決めていなかった時期、ゴミ焼却余熱施設としての温水プールは3階建て、スライダーやトレーニング機器も備えた約30億円の建設計画でした。
 ところが、高浜市の意向もあり計画は大きく縮減。約6億円の規模となり雇用能力開発機構の施設として建設されたのです。平成15年には事業団の改変により481万円の格安価格で衛生組合が買い取りました。
 マンモスプールを廃止する予定だったなら刈谷市・知立市のウオーターパレス、西尾幡豆広域連合のホワイトウェーブ、安城市のマーメイドパレスなどと同等レベルの施設にするべきでした。先見性のなさ、場当たり的な倹約思考の結果です。
 マンモスプールは最大収容人数8,000人のプールでした。近隣では2,000〜3,000人規模のプールです。盛夏ではどこも超満員で入場制限もされています。碧南市だけ「よその市へ行ってくれ」ではすみません。
 日本共産党は、碧南市こそ海の代償としての市民温水プールをと、実現のためみなさんと力をあわせます。




近隣のおもな温水プール



ホワイトウエイブ21

建設費約42億円
西尾幡豆ふれあい広場

所在地:愛知県幡豆郡吉良町大字岡山字大岩山70
営業時間 :平日/13:00〜20:30・土日祝日/10:00〜20:30・夏休期間/10:00〜20:30
施設: 25m×6コース・ジャグジープール ・造波プール・流水プール・キッズプール(水鉄砲やすべり台付き)・冒険プール(すべり台や滝がある)・ウォータースライダー(延長94m&50m)
料金 :大人一回500円 ・小人(中学生以下)一回300円
最大収容人数:3,000人

ウォーターパレスKC

刈谷知立環境組合のクリーンセンター内で、発生する余熱を利用した温水プール、スライダー、クアコーナー、浴室、和室などがある。

所在地 :愛知県刈谷市半城土町塩田71
施設 :25m×6コース(水深1.15〜1.35m)・ジャグジープール×3 ・ウォータースライダープール ・流水プール(水深1m) ・幼児用プール
料金: 大人一回500円 ・小人(小中学生)一回200円 ・幼児一回100円
最大収容人数:2,000人

マーメイドパレス

建設費約40億円
(安城市レジャープール)は、ごみ焼却施設の余熱を利用したレジャー型温水プールです。
 25mプール、流水プール、造波プール、ウオータースライダー、トレーニングルームなどがあります。1年間を通して水泳・水遊びができます。また、地震などの災害時には、プールの水を浄化して飲料水として供給できる施設でもあります。

所在地 :愛知県安城市和泉町大下23−1
営業時間 :平日/13:00〜20:00 ・土日祝日/10:00〜20:00・夏休期間:10:00〜20:00
施設: 25m×6コース (水深1.1〜1.3m)・ジャグジープール(水深0.7m) ・造波プール(水深0〜1.2m)・流水プール(水深0.8m)・幼児用プール(水深0.8m)・リハビリプール(水深0.7m)・ウォータースライダー(延長62m&33m)
料金 :大人一回500円 ・ 小人(中学生以下)一回200円・高齢者(満65才以上)一回400円
最大収容人数:3,000人

ハッピネス・ヒル・幸田

所在地 :愛知県額田郡幸田町大字大草字丸山89
施設: 25m×7コース ・125mの流水プール・70mスライダー・トレーニング室などを設置・リラクゼーションプール ・すべり台付きこども用プール
料金: 大人一回500円 ・更衣室ロッカー100円リターン
営業時間 :平日/13:00〜21:00・土曜日、祝日/10:00〜21:00・日曜日/10:00〜18:00

サン・ビレッジ衣浦

建設費/プール約6億円・風呂4億8000万円   
衣浦衛生組合余熱利用施設

所在地: 愛知県碧南市広見町1丁目19番地1
営業時間: 平日/11:00〜21:00・土、日曜日、祝日/10:00〜21:00
施設 :25m×5コース ・ジャグジープール・こども用プール
料金: 大人一回400円 ・小中学生一回200円 ・卓球施設(一式セット)1時間1回につき200円
日最大:300人




豊田市長選(2月8日投票) 
「みんなの会」の土屋元義氏が会見

 豊田市長選挙に「みんなの声を大切にする市民の会」から出馬を決めた土屋元義氏(53)=愛知農民連事務局長=は19日、同市役所内で会メンバーとともに記者会見を行いました。
 土屋氏は「自衛隊のイラク派兵は許せません。戦前に逆戻りする恐ろしさを感じます。経済効率優先の政治が、農業だけでなく福祉の後退、環境破壊などすべてにわたっています。黙っていたら、政治がますます庶民の暮らしから離れてしまいます」と立候補への決意を語りました。市政の基本的な姿勢として、大量生産、大量廃棄の街、鉄とコンクリートの街ではなく、地域の自然を生かした、農林業や中小企業を大切にする循環型の社会、街づくりを目指したいと述べました。
 同会は「税金の使い方を『福祉、くらし、教育』優先にあらため、お年寄りや子どもにあたたかい市政をつくります」「大企業優先から、働くものと中小企業、農林業応援の市政に切りかえます」など6つの柱の政策を発表しています。