2016/12/25 1880-1

12月議会一般質問
公契約条例3月議会に上程

岡本守正議員への答弁

小中学校の少人数学級と普通教室のエアコン設置について

 滋賀県は県内全てで少人数学級を実現している。西三河でも、少人数学級の拡大が進んでいる。碧南市も拡大を。

 市独自の拡大はしない。

 市は愛知県に対して少人数学級の拡大の要望をしているか。

 愛知県に市町村教育長会、教育委員会連合会、県校長会から要望書を提出している。

 米原市は全小中学校でエアコンを設置、西三河の小中学校で前進している。碧南市も全教室にエアコン設置を。

 現在、設置する考えはない。

公契約条例で労働環境の改善を

 碧南市の平成27年度入札件数と契約金額を工事、委託それぞれどれだけか。

 工事件数184件、契約金額46億2979万2600円、委託件数123件、契約金額は13億6624万1862円。

 労働者、下請業者の労働環境の改善のため公契約条例の制定を。

 今年度中に条例制定する。

中小企業の営業を守る中小企業振興条例について

 市内事業所数と従業員数は。

 事業所数は3251社、従業員は39282人である。

 中小企業振興条例は、安城高浜市もある。碧南市も制定を。

 関係機関と協議をしている。

 小規模事業者を振興するため条例制定を。

 関係機関と協議を重ねる。

2016/12/18 1879-1

「市民病院で不当に退職勧奨」と2度の敗訴判決
市長は市民に謝罪をすべき

12月議会で、日本共産党山口はるみ議員は、市民病院裁判、ビーチコート、子ども権利条例など一般質問を行いました。

上告で1100万円金利負担

 市長は控訴人代表者として、二度も敗訴したことで市民に謝罪すべき。

 判決は、納得できないので上告する。

 一審、二審の判決は、市職員の進退は市が直接行うべきで、大学の医局を頼りに退職勧奨を行ったことが違法とされたと、受け止めているのか。

 市の主張が認められなかったのは遺憾であり受け入れがたい。

 損害賠償額は。支払いは市民の税金を使うことになるのか。

 賠償金額は4128万9726円。これまでの4年で年五分の金員の金額は969万円。今後1年間で206万円上乗せとなる。

 訴訟費用の総額は、20分の19の被告負担の金額は。

 手数料は2審あわせて36万円である。

 その他、支払い義務の伴う金額は。

 その他はない。

病院長16年間医師の状況把握なし

 現病院長は実際の退職勧奨に携わった。副院長7年、院長9年合計16年、正副院長として働いてきた。ほぼ同時期に、働いていた歯科口腔外科部長のパワーハラスメントを知らなかったのか。

 当時は、医療チームの体をなしていなかったと院長は考えている。

 平成8年10月に当医師を市職員として採用し平成24年2月の退職まで15年間の間、パワーハラスメントの状況は把握していたのか。なぜ市長や病院長は是正を求めず見逃してきたのか。

 平成23年に告発されるまでまったく把握していなかった。

市長は、医師と対面なし

 市長は被控訴人医師とどの程度対話し、是正を求めたのか。23年に当人が市の公平委員会に訴えたが、市長の承知で却下したのか。

市長 部長にあったことがない。知らないものが入れば、ややこしくなる。

 9月の決算審査監査委員の意見書に書かれた「(パワハラが)病院内全体の問題として共有されなかった」「発生させる風土があったのでは」「患者、職員を大切にする病院であることが抜け落ちていなかったか」「病院はすべての市民、患者のもの」などの言葉を、市長と病院長はどう受け止めたのか。

 真摯に受け止めている。

 ハラスメント防止対策委員会の開催状況は。対象者、人数、会議の中身は。

 年2回開催。今年度9月に開催した。

 市長、病院長をはじめ、職員の処分は、いつ、だれを、どんな内容で行うのか。

 最高栽へ上告の結果が出てから考える。

ビーチコート、陸上競技場の設置について

 碧南緑地整備検討委員会は5回開催されたが、一度も賛否を取ることなく進められた。市長、副市長、教育長も参加していない。改めて、委員会の進め方や論議についての見解を問う。

 賛否を取る会議ではない。

 福井県小浜市は2018年福井国体のビーチバレー会場としてこの夏と昨年の2回連続でジャパン大会をプレ開催している。仮設ですべて行う予定。一過性の利用には、仮設で対応すべき。

 常設で利用推進する。

 活性化と、市長はいうがどれだけの集客と、具体的な活性化内容をどう見ているのか。

 具体的には把握はむずかしい。

 2017年度は、ビーチコート用の土地整備を県が実施するが、県の予算規模と承諾は得ているのか。具体的な工事内容と工期をしめされよ。

 市が上部と現況施設撤去。県が植栽撤去と2020年までに既設トイレ改修。2018年度7月までに、管理棟を市が設置する。

820本の植栽撤去

 トンネル上部の植栽の撤去による、安全性は。植栽本数と資産価値は。

 トンネル上部は3m〜12mある。高木250本中木570m。資産価値は不明。

 陸上競技場を油ヶ淵県営公園Dエリアにすることで、西三河全域への碧南市の影響力と活性化に有効では。数十億円の大型公共事業を、わずか5か月で強行してはならない。

 県営公園は、むずかしいと考える。

2016/12/18 1879-2

動物愛護、学校エレベータ・水道石綿管の適正処理を
磯貝明彦の12月一般質問

12月12日におこなった一般質問要旨をお知らせします。

大阪高槻市への視察をいかして犬のフン対策を一歩前進していただくことができました。水道石綿管の適正処理では市当局は全面的に非を認め、今後の改善を約束していただきました。学校エレベーターは「障がい者差別解消法」が施行されているのに既設校舎の設置計画も未作製の碧南市です。日本共産党の会派視察で学んだ石川県白山市、滋賀県米原市では、エアコンも2階建校舎にもエレベーターと各階に車いすトイレが設置されていました。さらに前進めざしてがんばる決意です。

1、碧南市における動物愛護について

 県の「動物愛護管理推進計画」にそって殺処分の減少など動物との共生を掲げています。碧南市は。

 肯定し、市民に広める立場です。

 終生飼養・不妊去勢処置の推進を、ホームページや広報でもっと啓発しては。

 啓発につとめます。

 不妊去勢処置の補助制度を実施しては。

 近隣市と足並みを合わせていきます。

 所有者のいない猫問題への取組を、市と町内会が連携し行っていくべきでは。

 へきなん地域ねこの会、市、町内会と連携を図っていく。

2、障害者・高齢者にやさしい生活空間を

 「障がい者差別解消法」が今年4月から施行されており、避難所にもなる小中学校に障がい者用エレベーター・トイレを設置していくべきでは。

 全小中学校に車イスで利用できるトイレは1つ以上設置している。エレベーターが設置されているのは小学校4校、その他の小中学校は、現在考えていない。

3、水道石綿管の適正処理について

 石綿管の処理を市が代理処理をしているのは違法だと業者から指摘があったのになぜ対応してこなかったのか。

 課内の情報共有の不足が原因。今後は市職員の情報共有や意思決定の適正化を図る。

2016/12/4 1877-1

12月議会 安倍内閣の暴走政治にものもうす
請願3件/陳情1件に意見陳述

税制・看護師・保育など続々

12月議会が8日から始まります。7月の参議院選挙を経て国会議席野3分の2を占める安倍内閣。憲法改悪や社会保障制度削減などくらしを破壊する暴走が続いています。碧南市議会にも、各界各層から請願や陳情が続々と届けられました。

5件の請願のすべてに日本共産党が紹介議員となりました。うち3件の請願には、請願者の意見陳述も行われます。

陳情は2件で、保育士等の賃金と配置基準の改善を求める意見書の提出を求める陳情も意見陳述が行われます。

意見陳述が4件も行われるのは、碧南市議会史上でも画期的なことです。

日本共産党は採択のために全力上げます。

日本共産党の一般質問

12月8(木)9(金)12日(月)は、一般質問が行われます。ぜひ傍聴におこしください。

山口はるみ議員 12月9日(金)4番目

@市民病院の損害賠償請求訴訟について

Aビーチコート、陸上競技場の設置について

B子どもの権利に関する条例憲章を。

 子どもに最良な、教育・福祉施策の実施を

 ・条例・憲章の実施を

 ・小中学校で給食後の歯磨き実施を

 ・学校図書館司書の配置について

 ・18歳までの医療費無料化を

岡本 守正議員 12月12日(月)2番目

@小中学校の少人数学級、普通教室のエアコンについて

A公契約条例について

B中小企業振興基本条例、小規模企業振興基本法について

磯貝 明彦議員 12月12日(月)4番目

@碧南市における動物愛護について

A障害者・高齢者にやさしい生活空間を

 ・小中学校に障害者用エレベータ・トイレの設置を

 ・指定避難所のトイレ洋式化を

B碧南市における水道石綿管について