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かぎ万燈の由来 |
日も暮れかかるころ、1人3本のたいまつを持って人々が登ってくる。 すでに頂上の親火がついて炎を上げている。 始めに頂上の塚にそろって参る。 しばらくは腹ごしらえと打ち合わせをする。 1時間ほど前には練習をする。「だら」という。 30分前には「ゆすり」を行う。 親火に松の葉の部分をのせ、山になっていた下草をどんどんかぶせる。 のせ方が遅いと下から火が燃え出てくる。 火を出さないように全てかぶせてしまうと、火が上がり始める。 力をあわせて松を揺すると、火の粉が大きく舞い上がる。… いよいよ本番である。 2人の親方の火のついたたいまつに、各5人のたいまつを重ねてのせる。 火がついたら親方の「えーとえーと」に「こたえたこたえた」と声をかける。 たいまつをつけたままで持ち上げながら、かけ声をかけ続ける。 左回りに回りながら2つに分かれ、かぎ側とさお側にそろっておりていく。 たいまつが離れると熱いので、互いに我慢しながらそろって進む。 所々にたいまつを1本ずつおいていく。 「点火」の合図で、全てのすずみに一緒に火をつける。 風下に行くと煙に巻かれ、火にあぶられるので緊張の一瞬である。 |
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かぎ万燈の概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||
かぎ万燈のたいまつ | |||||||||||||||||||||||||||||||
かぎ万燈のすずみ | |||||||||||||||||||||||||||||||
かぎ万燈の実際 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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