| 病害虫 |
発生時期 |
症状 |
対策【予防薬】 |
| ウドンコ病 |
4月〜11月 |
うどんこのような白いカビが茎葉に付着します。柔らかい新芽や葉や日の当たらない場所にあるバラに出やすい。 |
風通しを良くしましょう。
【ミラネシン】【トリフミン】【サプロール】【バイコラール】【カリグリーン】【ダコニール】【ベンレート】 |
| キャンカー |
年中 |
枝に紫褐色の斑点が現れ表皮が白くカサカサして変色し枯れる。枝の切り口や傷口から細菌が侵入する。 |
剪定後の切り口などに【石灰硫黄合剤】 |
| 黒星病 |
4月〜12月 |
下葉から黒褐色の斑点が現れ葉が黄色くなり落葉する。落葉して地面に胞子が残ると雨(水遣り時)で葉裏に菌が跳ね返り広がる。 |
マルチングなどで雨や水の跳ね返りを防ぎましょう。
【サプロール】【ベンレート】【ダコニール】【マネージ】【オーソサイド】 |
| さび病 |
5月〜11月 |
葉や枝に黄色の斑点がイボ状に隆起し、さびのような粉(胞子)が出る。 |
湿度が多いと出やすい。
【マンネプダイセン】【サプロール】【プランドバックス】【ベンレード】 |
| 灰色かび病 |
5月〜12月 |
蕾が今一歩のところで開かずに灰色のカビが生え、茶色く溶けたように腐る。葉先や縁に斑点が出来、そこが縮んで灰色のカビが生える。 |
風通しを良くし、湿度を下げる。
【トリアジン】【ダイセン】【スミレックス】【ベンレート】【サプロール】【ロブラール】【ダコニール】 |
| ベト病 |
3月〜5月
8月〜12月 |
赤紫色の斑点が出る。葉裏に白色霜柱状のカビが発生。 |
【アリエッティ】【ダコニール】 |
| アブラムシ |
年中 |
黒や緑色の小さな虫が若葉や新芽、幼い蕾に群がって養分を吸い取る。 |
【オルトラン】【スミチオン】 |
| スリップス |
5月〜11月 |
花の中に潜り込んだり、葉裏について液を吸う黄褐色の粉のような虫。花弁の先が茶色いシミ状になり落葉する |
【オルトラン】【スミチオン】 |
| ハダニ |
5月〜11月 |
緑やオレンジ色のダニ。肉眼では見えないほど小さいため、葉裏が染まったようになる。群がって液を吸うので、葉は黄変しカサカサになって落葉する。 |
【マイトコーネ】【オサダン】【ケルセン】【ニッソラン】【テルスター】 |
| コガネムシ |
5月〜10月 |
光沢のある甲虫で蕾や花弁、葉を食い荒らす。幼虫は腐葉土の多い土中に育ち根も食害する。 |
【カルホス粉剤】【オルトラン】【マラソン】 |
チュウレンジ
バチ |
5月〜10月 |
1センチ位の蜂で茎に卵を産み、小さいイモムシのような幼虫が葉裏に群がり、葉を食い散らす。 |
【カルホス乳液】【オルトラン】【スミチオン】 |
| カイガラムシ |
年中 |
枝や幹に寄生し樹液を吸う。
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【カルホス乳液】【マシン油乳剤】 |
カミキリムシ
テッポウムシ |
年中 |
幹や根元に穴を開けて卵を産み、幼虫の間は幹を食べて育つ。 |
【カリホス】【マラソン乳液】【アリアトール】 |
| バラゾウウムシ |
4月頃 |
黒、灰色、茶褐色などの甲虫。長い口ばしで蕾や茎を刺し、卵を産む。花弁に傷を付けたり、蕾や新芽が曲がったりする。 |
【オルトラン】【スミチオン】【テルスター】【カルホス乳液】【マラソン】 |
| バラクキムシ |
4月〜5月 |
体長2センチの細腰の蜂。若枝の茎に卵を産みつけるため、そこから上は樹液が上がらず萎れる。 |
【カルホス乳液】【レプレックス粉剤】 |
| おまけ |
薬剤の苦手な方もいらっしゃいますよね?そんな方は、木酢液や竹酢液を1週間に1回程度のペースで散布すると少しは病害虫の対策になると思います。また、アブラムシには牛乳をかけるといい*匂いのあるハーブ達と一緒に植えると(特にカモミールやチャイブ)いい*米ぬかを撒くのもいいそうです。 |