めだかを飼ってみよう!7
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      稚魚のエサはどうすればいいの?

 この質問が、このところ一番多いので、ここでお答えしていきたいと思います。 下の写真を見てください。めだかの王国で使用しているエサです。 このエサを100円ショップで購入してきたスリコギでパウダー状になるまで、ゴリゴリ、ゴリゴリとすります。
 すると、写真右のように細かくなるので、生まれた次の日から与えています。
  
 普通は、お腹のふくらみが無くなる、4日目ぐらいから与えましょう、と書いてある事が多いですが、 これは、観賞魚、つまり水槽など、室内で飼われている魚たちの場合です。
 室外で、早く、丈夫に育てるのなら、生まれた次の日からエサをあげましょう。 最初はほとんど食べませんが、消化器官が早くから刺激を受けてきたえられるので、育ち方が早いですよ! 生まれてから3日間のエサの状態が、その後の育ち具合に大きく差が出る、 と言う研究結果も出ているそうなので、一度、試してみてください。
 水が汚れやすいので、あげすぎてエサが残らないように、注意してくださいね!


    稚魚は卵からどうやって出てくるの?

 めだかの赤ちゃんは、あの固い卵からどうやって出てくるのでしょうか? 不思議ですよね! さわってみると良く分かりますが、とっても固いんです。 親指と人差し指でつまんでつぶそうとしても、なかなかつぶれません。 そこでめだかの赤ちゃんは必殺技を使います。 その技とは?
 酵素(こうそ)です。これを使って卵膜(らんまく)卵のカラですね、を溶かすんです。 生まれる前のめだかの赤ちゃんは、目と目の間に孵化酵素腺細胞(ふかこうそせんさいぼう) があります。 これを卵から出るぞ〜〜という時に、エラブタを動かして壊(こわ)すのです。 すると出てくるんですよ、酵素(こうそ)が! そこで卵膜(らんまく)卵のカラに付くように体を動かします。 で、あ〜ら不思議!卵が割れて赤ちゃんが出てくるんです。
 壊(こわ)れた孵化酵素腺細胞(ふかこうそせんさいぼう)は無くなります。 もう必要ないですからね!


    めだかってどのくらいで大人になるの?

 めだかが卵から出て、早くて40日、おそいものだと8ヶ月くらいかかります。 これは水の温度や日照時間(にっしょうじかん)などで早く大人になるものや、 時間がかかるものもいるんです。
 ふつうは2、3ヶ月くらいで大人になります。


    どのくらいの大きさになったら大人のめだかっていえるの?

 だいたい25ミリ以上になったら大人になった、と言えます。 この大きさになって、やっと卵が産めるようになるんです。 オスとメスの体の形のちがいがはっきりしてくるのも、このくらいからです。



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