3.「擁壁・外構工事」

■擁壁工事
@擁壁の立つ地盤が改良された。
あっりゃー、今朝の雪が残っている。
A仮設電源が引かれた。湧き水の排水用ポンプが動いている。
Bこれが擁壁の骨になるんだな。
網の目のように配筋が組まれる。
C擁壁の型枠が1枚1枚、丁寧に張られていく。
D縦型が完成。
見た目には水平直角だ。
E平成15年、最後の作業。
ミキサー車から伸びたホースでコンクリートを流し込んでいく。
F平成16年、最初の作業。
型枠が外れたあとのコンクリートの素肌はスベスベだ。
G埋め戻しは地層を造るように、数十センチ土を入れては転圧するという作業が何度も繰り返される。
【平成15年12月29日】 【平成16年01月06日】 【平成16年01月10日】

家が建つ敷地は東側道路から2mほど高くなっているので、少々値ははるが、擁壁を建てて高低差を保ち、下の道路脇には駐車場を設け、階段とスロープで門扉まで登る、というような外構工事が今後進んでいく計画である。
現場監督Sさんからいただいた擁壁図面には「名古屋市(宅造用)L型擁壁」とあった。 工事は、配筋を組んだ型枠の中にコンクリートを打設して埋め戻すというものである。

途中、年末年始のお休みもあり4週間ほど間が空いた。
新しい年を迎え、いつもの新年より違った重みを感じる。
梅雨明けの頃にはココに新しい”我が家”が建っている・・・

正月中のお天気にも恵まれ、ほぼ日程どうりに工事は進み右上写真のような擁壁が完成した。
出来上がりの物を据えるだけと思っていたので、実際にしっかりとした擁壁が造られていく過程を見られたから安心した。
ところで、何故「名古屋」と限定した名前が付くのだろう?
気になっていたので聞いてみたかったが、どうでもいいことなんでやめた。(機会があったら聞いてみよう・・・)
【平成16年01月12日】

■境界工事
工事が始まるまで「野菜畑」だった土地が少しずつ整地されて「敷地」になっていく。
敷地の東側は道路、西側はお隣りさんの畑、南側が野菜畑、北側はお隣りさんの庭である。
敷地の4隅に赤い色で四角い形をした「境界杭」が打ってあり、その杭の中心を結んだ線が隣地との境界線になる。
今回、家を建てるにあたりある程度の知識を得ておこうと、ネットで建築に関する情報を検索している。 なかでも境界線をめぐって隣地とのトラブルの話が結構多く、気になるところである。
境界線の中央に物が置いてあるとかブロック塀が走っているとかで、真ん中に有っちゃあどちらの物か区別しろったて無理もない話だ。 こういう問題って後々になって出てくるんだよね。
そんな事情を知ってか、監督さんは「境界線の2センチ内側にブロック塀を敷く」との説明だ。

なるほど、出来上がりは境界線の内側まっすぐに2段ブロック塀が敷地を囲んでいた。
【平成16年01月16日】
赤い目印の境界杭
東側に仮説トイレが移動した 南側の境界、右が敷地で左が隣地 向こうの家が西側のお隣りさん 向こうの家が北側のお隣りさん

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