11.「サッシ工事」〜「外壁工事」

■アルミサッシ工事
玄関ドアが入っていた。
2階建て側と平屋側、別々に玄関は2ヶ所。
写真左がドアタイプで、写真右が平屋の引き戸タイプ。
ドアタイプのほうはしっかり段ボールで保護されている。
段ボールには「工事完了まで外さないでください」とか書いてあり、外観を見ることはできない。
一方の引き戸タイプのほうはフィルムで保護され、「ガラス注意!」の張り紙がしてある。開閉する時のガラ・ガラ〜という感じはせず、ス〜っと開ける感じがする。
カギはしっかり掛かっていた。
中の様子を見ようと、家に入いる時はこれらの玄関を使わず、窓から怪しくに入ってみた。(笑)

各部屋のほとんどのサッシも入っている。
メーカーさんのうたい文句では”インテリア断熱サッシ”と言い、内側樹脂&外側アルミの構造になっている。
内観・外観の装飾とのバランスを考えて選んだつもりだが、この状態で合うか合わないかは、まだちょっと分からない。間違っても合わないはずはないとは思うけど・・・
一部でガラスの無い部分もあり、ガラスの付いているサッシにはやはり「ガラス注意」の紙が貼ってある。
【平成16年03月06日】
段ボールで保護された玄関ドア
2枚引き違い戸
平屋建て側の玄関
バルコニー部分

■配線工事
電気の配線も今のうちにやっておかなければならない工事である。電気工事屋さん(若い?職人さん)2人が配線図面を見ながら、天井に何本もの配線を這わせ、各部屋の柱付近に埋め込みスイッチを取り付けている。
ことわりを入れて写真を撮らせてもらった。

使い易さを考えれば電源はいっぱいあったほうが良い。
我が家のTVとインターネットは”ケーブル”を利用するので電話線も含め、余分なのかもしれない。打ち合わせ通りの配線工事にすれば、実際にはこれだけの電源が必要かどうかも分からない。が、住み始めてあとで2又コンセントをいっぱい使うことになるよりはいいだろう。
【平成16年03月06日】
天井裏の電気配線
柱付近に埋め込み

■断熱工事
そのうちには天井や壁に隠れてしまうけど、内壁全体を隙間無くびっしりと断熱材が施工されている。
断熱材は用途によって違いはあるだろうけど、右写真の壁に使われているのは、”グラスウール”という繊維状の素材をビニール袋詰めにした物で、触ってみるとフワフワして柔らかくエアマットのような感触がある。
”断熱”というからには当然、外気の熱を遮断するという効果があり、音を吸収する効果もあるのだろう。
ここで使われてるメーカーさんのHPを覗いてみると、その他にいろんな特徴があって効果もいっぱいあるようなことが書いてあった。いっぱい得した気分になった(笑)
【平成16年03月13日】
天井裏の断熱材施工
内壁の断熱材施工

■外壁工事
暖かい日が続いており、今年は早く桜が咲きそうだ。
来週あたりには開花宣言でも出るんだろうか・・・?
花より団子、花より現場、週末は特に用事もないので、春の陽射しを受けながら外壁工事を見て過ごした。
昨日の土曜日は大工さん2人と外壁工事職人さん3人の合計5人の方がいらしゃったが、日曜日のきょうは外壁の職人さん3人の方が作業をされていた。
日曜日だというのに大変ご苦労様です。
職人さん同士、仲が良さそうで、世間話をしながら楽しそうに作業をされている。なかでもパンチパーマのおじさんはアチラのほうの話(?)がはずみ大変愉快な方だ。私も職人さんの手が休まない程度にと思いながらも、いつの間にか話の輪の中で夢中になっていた。(笑)

きょうで外壁工事の1階部分を完成させるらしい。
休憩中に外壁材が梱包されている段ボールを指して、
「無石綿って書いてあるけど、燃えにくいんでしょ?」と、聞いてみると、「”燃えにくい!”じゃなく、”燃えない!”ですよ」「??」「・・・」「なーるほどね・・・」
どうやらこの外壁は、「モエン○○」という商品名らしい。
メーカーはニチハさん。”○○と○○には特に優れていて・・・”と、うたい文句が大きくなるのは仕方がない。
(あれそれが劣る!なんてメーカーが言う筈もなし?)
庭地に積まれた外壁材
玄関の軒下部分
寸法を測って切断
勝手口の側面

外壁で一番気にかけるのは外観のデザイン(色具合)じゃないだろうか?自分で決めておいて、あとで「色が違う!やり直して!」と言ってくる乱暴な施主さんもいらっしゃるとか、パンチパーマの職人さんも言っていた。
私の場合、それほどまでは出来ないが、重要な部分なんで、やはり配色を決める時には随分迷ったものだ。
少し濃い目の焦げ茶柄とクリーム系色のツートンで仕上がるように・・・と、おおよそ決めておきながらも、カタログ写真ではどうしても間接的な色になるので実際の配色と違ってしまう。現物のサンプルを比べ合わせても、小さくて全体像がつかめない。実際のお宅をドライブがてら覗き見してみたりしても、見た目は天候にも左右されるだろうし・・・
えっ?こんなんじゃ、決まらない!
結局、最後はヤマカンの決断!「これでどうでしょう」の監督さんのアドバイスが決め手だ。迷った割に簡単に決まった。
【平成16年03月21日】

■コーキング
外壁工事の最後は「コーキング」で仕上げられる。
外壁材を1枚1枚張っていくと、その間には10mmほどの隙間が出来るので、この隙間を外壁材とマッチする色のシール材を埋めて雨の進入を防ぐ為に行われる。
埋め込む前には隙間にウレタンのようなものを入れておき、外へはみ出さないようにテープを貼って養生する。
低いところから高いところまで足場を渡り歩いて、すべての隙間をやっていくのだから手間も掛かり大変だ。
写真は平屋側玄関のコーキング前後を撮ったもので、左がコーキング前準備で、右がその3日後の完了の様子。
【平成16年03月31日】
コーキングの準備
コーキング完了

■雨とい・足場外し
屋根瓦の下部から外壁を這うように、地面に向かって「雨とい」が付けられた。
外周りの高所作業が終わりそうになってきて、「そろそろ足場が取れるんかな・・・?」
こんな話を妻としてたら、2日後にはやっぱり足場が取り外されていた。足場は上棟前に仮設されて2ヶ月弱、見慣れた骨組みが無くなったことで全景がスッキリしている。
外から見れば工事中の家には見えない。
心配してた外壁の配色も派手そうで、地味そうで(笑)個人的にはかなり気に入った。
ちなみに、いま桜の満開を迎えている。
【平成16年04月07日】
雨といが付いた。
足場が取れた。

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