15.「木製建具・照明・内装仕上げ」

■木製建具
クロスを貼り終えたところで各部屋のドアやクローゼット扉、造り付けの木製家具など松下電工さんの木製建具製品が付けられていた。 内装工事も終わりに近づき工事の出入りをさえぎることもなくなったんだろう。
工事の道具や部品、段ボールなども片付けられている。
今月末には内装工事がほぼ完成し、清掃をやるそうだ。
この木製建具、本来ならデザインに気を使うところなんだろうけど、こだわっても高値になるだろうから一般的で標準な物でお任せした。 内装全体の色合いも良く、造作家具との調和も取れて満足いく出来ばえになっている。
内装ドア
クローゼット扉
和室は平屋側6畳と本宅側8畳の1部屋ずつになる。
和室の建具は「障子」と「ふすま」が一般的(当然?)だ。
右の写真、広縁と和室8畳を仕切る格好の障子戸は、四隅に監督さんのこだわりを入れた造りになっている。
陽射しをさえぎるカーテン代わりに閉めておこうか、大っぴらに開けておこうか、住み始めてから考えよう・・・(笑)
5月初めにかなり悩んだふすま柄は、結局すんなり決めて無地っぽいのを選んだ。 絵柄で迷ったが、いま思えばこれが落ち着いた柄で味わいもあり、気に入っている。
【平成16年05月25日】
障子
ふすま

■室内照明
若い電気屋さん二人でやってた電気配線工事が終わったようだ。 各部屋の入り口付近にあるスイッチを押してみると室内照明が点灯する。 嬉しくなってくるっていうか、あちこちのスイッチを押して回り、チェックを入れてみたら間違いなく明かりが点いた。
室内照明は全部でいくつになるのか? 図面で数えてみると、大小合わせて25ヶ所もあった。 部屋は明るくて暮らしには便利だが、つまらぬ心配もある。 それは、毎年の年末大掃除で妻から「電気の笠を掃除してぇー」って頼まれそうだ。 これだけ掃除をやると一日がかり?
【平成16年05月29日】
和室の照明
洋室の照明

■屋外照明
屋外には数ヶ所の照明が付くことになっている。
いまのところは玄関ポーチとバルコニーだけであるが、これから外構工事が行われていけば、門灯・アプローチ部分・中庭などの屋外にも明かりが灯ることになる。
ご近所さんの家までの明かりがあっても、元々野菜畑だったこの場所は、明かりは全くなく、静かな場所である。 おまけに道路の突き当たりに建てているので、夜間なんかは明かりがないとココまで来れない!なんてことが予想される。(へんな予想ではあるが・・・)
まあ知人・友人が訪問して来るにしても、来て欲しくない怪しい人が来るにしても、明かりを頼りにいらっしゃるのだから、夜の22:00までは屋外照明を点けておこうと思っている。
ちなみに私が22:00以降に帰宅をすることはない!・・・はずだ。
【平成16年05月29日】
玄関ポーチの照明

■クリーニング・ワックス掛け
この週末2日間、室内のクリーニングが行われていた。
作業されている方に、「こんにちわ〜、ご苦労様です。」
と声を掛け、「いい家ですねー、結構広いんでしょう?」
なんて言われると、社交辞令でもうれしい。
許可を得て玄関に入り室内を見ると、養生で保護されていた段ボールや張り紙など不要な物が取り除かれている。 チリ一つ無く、玄関ホールから広縁あたりの床がワックス掛けでピッカピカに光っている。
まさに新築の味わい!・・・
足元には「立ち入り禁止」の表示板が貼ってある。 昨日まではスリッパに履きかえて入っていたが、あまりにもキレイにクリーニング・ワックス掛けがやられており、この日だけは室内に上がるのをやめて玄関先で失礼した。
玄関から入ります
左手には広縁
これでひとまず屋内工事は終えた。(といっても、和室に畳は入ってないし、まだ細かな部分も残っているが。)
上棟からこの日まで3ヶ月半、大工さん、瓦屋さん、外壁屋さん、電気屋さん、建具屋さん、・・・(こんなもんかな?)
などなど、多くの方々に手によってここまでが完成した。作業に携わってくれた職人さん達を忘れないようにと写真もいっぱい撮った。 でも一人一人の方の顔・姿は今のところハッキリ覚えているヨ。時期が立てば忘れるとは思うが・・・
「皆さん、ありがとう御座いました。感謝してます。街で会ったら気軽に声掛けさせてもらいます。」
【平成16年05月30日】

■畳とカーテン
内装工事が終わり、クリーニング・ワックス掛け後はしばらくの間、雨戸シャッターが閉められている。
そして昨日、和室にようやく「畳」が入った。 部屋中にあの和室らしい「イグサの香り」が充満している。
本宅側和室が8畳、平屋側に6畳、リビングに4畳半。
そのリビングはフローリングであるが、茶の間の雰囲気を出したいし、ゴロンと横になりたい時もあるので、一部分に畳間を設けた。 半畳9枚の琉球畳が交差するように敷いてあり、見た目に2種類のような錯覚を起こす。あまり気に留めなかったが、琉球畳ってかなり高価だとか・・・?
【平成16年06月16日】
和室8畳
リビング4.5畳
内装の仕上げはカーテンの取り付けである。
明日の竣工式を待っていたかのように部屋のすべてのカーテンが付けられた。
妻たちが前もってカーテン屋さんへ行き、サンプル品を見ながら直接決めてきた。
それぞれの部屋の雰囲気に合わせた柄や生地を選んだそうで、満足してるみたいだ。
そりゃ、上を見ればキリがない。 予算を考えて決めてくれたんかなぁ・・・
明日の竣工式を待っていたかのように部屋のすべてのカーテンが付けられた。

半年前に完成の日を待ち遠しく描いたプランの家が、実際に建ったところを目の前にしてみると、この期間がそれほど長かったようには感じられない。 自分達で住み易いようにプランを立て、監督さんや現場の方々にアドバイスを受けながら、腕の良い職人さんにも恵まれ、お天気にも恵まれ・・・まあまあ満足のいく家に仕上がったと思う。
さあ、明日は竣工式、来週末の7月初めに引っ越しを予定している。
【平成16年06月25日】
広縁のカーテン

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