14.「住宅設備工事」

■システムバス
バスルームは2ヶ所、本宅側が広めの1.25坪で、平屋側は0.75坪で小さめ。メーカーはトステムさんだ。
朝早く、トラックでお風呂のユニットが運ばれてきた。
4人ほど作業される方が居ただろうか? 材料を屋内に運んでらっしゃる。 合間をみつけて聞いてみた。
「今日でお風呂は取り付くんですか?」と。
返事は、「終わるつもりですよ〜・・・」
へぇ〜、一日で付いちゃうんだなぁー。 ここで、お風呂が取り付く前のバスルームはどんな様子になっているのか覗いてみると、壁には断熱材がびっしりとはめ込まれ、床には排水管や給水ホースが剥き出しになっている。 この先改装でもしない限り見ることもないだろうからと、記念写真を撮っておいた。 作業のジャマにもなるので、一旦家に帰って工事が終わる頃、見に来ることにした。

夕方覗きに来ると、設置工事が終わり、2つのシステムバスルームが完成していた。 ピンク色なんて少し恥ずかしい気もするが、他人に風呂場を覗かれる訳でもないし、暖かそうな色でいいんじゃないかな。
【平成16年03月13日】
設置前
本宅側のバスルーム
設置中
平屋側のバスルーム

■システムキッチン
キッチンも2ヶ所、LDKの大きさに合わせて、平屋側のキッチンが「I型」で本宅側のキッチンを「L型」にした。
いまでは家族の様子を見ながら台所がやれる「対面型」というのが流行っているようだが、プランを決める時に妻は、「LDKを広く使いたいし、アンタに皿洗いが手伝ってもらえるし・・・」と、壁際にくっつけるタイプを選んだ。
私が手伝うかどうかはさておき、キッチンの責任者は「妻」なんだから、気に入ったようにすればいいんじゃないかな。 たしか仕様も配色もほとんど妻が決めたっけ。
メーカーはどちらも松下電工(NΛiS)さん。
フードが付く前のダクト
平屋側のキッチン「I型」
現場を見に行った日にはすでにキッチンが入っていた。
基本プランの打ち合せの時、なんとなく急いで決めてしまったので少し不安もあったが、実際にこうして見ると、別に不自然でもなくまあまあの選定だったかな・・・

オール電化の良いところは、室内の空気がきれいなこと。 火を使わないので二酸化炭素の発生がなく安全であること。 そして省エネ効果にもなる・・・など、メリットが多い。
特にIHクッキングヒーターなんぞは汚れても清掃が簡単にできるというから、便利になったもんだ。 その他に食器洗い乾燥機やアルカリイオン整水器など、使ったことがないあれば便利な物が備え付けられている。 珍しさもあって付けておくことにした。
台所を預かる妻は、食器洗い乾燥機が大変お気に入りのようだ。
【平成16年04月29日】
本宅側のキッチン「L型」

■電気設備
仮設の電柱が外され、本物の電柱から屋根裏まで引き込み線が引かれた。 外壁にボックスも付けられている。
この「電気」が来なきゃあ、オール電化は成り立たない。
木工事と同時に隠れた部分の屋内配線工事はすでに済んでいるのでクロスを貼り終えたあと、室内に飛び出ている配線にコンセントやスイッチ、電気設備が取り付けられていくことになる。 工事されるのが「電気屋」さんだ。

若い電気屋さん二人は別々の場所に分かれて手際よく、電気部品を取り付ける作業をされている。
前にいただいた電気配線図面で見ると、コンセント類の取り付け工事だけでも60ヶ所以上あるようだ。
スイッチ類の取り付けヶ所も50ヶ所近くある。 又、CATVと電話線の接続も数ヶ所行われることになる。

右下の写真に写っている白いボックスは給気ファン。
ホルムアルデヒドの規制で改正建築基準法の施行により、なんらかの対策が義務付けられた。 その対策として各部屋には24時間換気システムが付けられることになったそうだ。 総額10万円弱の出費で家族みんなの健康が守られるんであれば、安いんだろうが・・・
【平成16年05月22日】
メーターボックス
マルチメディア・コンセント
分電盤(カバーが外れた状態)
給気ファン

■便器・洗面台
便器には和式と洋式があり、日本人なら和式・・・とは言えない!
私も長く洋式タイプのシャワートイレを使っているが、そりゃあ快適で新聞を見ながらでもゆっくり落ち着いて用が足せる。 衛生的にも良さそうだし、外出先でトイレを使いたい時なんかは、どうしても洋式シャワートイレを探してしまう。 設置されてなかったり、使用中だったりすると、空くまで我慢してしまうほど「洋式・シャワー派」の私である・・・(笑)
トイレは3ヶ所、便器も3つになる。
平屋側トイレは松下電工さんの肘付きタイプで、少し広めにとってある。
本宅側の1階・2階がイナックスさん。 右側の写真は2階トイレで少し狭く窮屈そうな感じもするが、家族が使うだけなんで、慣れれば問題ない。

洗面台も付いた。 やはりトイレの近くに同じく3ヶ所。
住宅設備などのプランを決める時にはショールームを見て回って選んだが、この洗面台の場合にはすんなり決まったことを覚えている。
私にとっての洗面所は、顔を洗って歯を磨くだけの一日でほんの数分程度しか使わないところなんで、あまり気にならない。 どれを比較しても大差はないと思う。 妻達はキャビネットの収納部分や色を何色にしようか迷っていたが、これもやはりピンク色主体におさまったようだ。
いまどきの洗面ボールは広めになっていて、髪が洗えるようにシャワーの蛇口にもなっている。 なにもこんなところでシャンプーしなくてもいいのに・・・と、思うのは私だけかな?
【平成16年05月23日】

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