8.「建方・上棟式」

■建方
お天気が気になったので朝起きたらすぐに新聞を取りに行った。
○○スポーツ新聞最終面のお天気欄、「あたる」「あたらない」より解り易いから、なにかある時は必ず一番に見開く。
お天気表の各地すべてが ”お日様マーク” 降水率0%、気温15度、絶好の日よりである。
テレビの天気予報でも「4月を感じるお天気になるでしょう・・・」なんて言ってた。

簡単な朝食をとって7時半を過ぎた頃、デジカメを持って現場へ出掛けたらすでに工事が始まろうとしていた。
建方のこの日、監督さん棟梁さんを含めて工事を手伝ってくれる方々は総勢15人。クレーン車が2台である。
監督さんからお揃いのハッピを受け取り、全員が着用し、それぞれの持ち場に着いたところで建方の開始である。

07時45分、クレーンも人もフル稼働、上棟が始まって10分ぐらいした頃には”大黒柱”が付いた

08時30分、まだ1時間も経っていないのにココまで・・・う〜ん、早い!

10時00分、お疲れさまで〜す。休憩ですよ〜♪

11時00分、2階部分がそろそろ
11時30分、気持ち良さそう・・・
12時00分、さっ、昼食にしましょうか?

昼飯休憩が終わって午後一番、トビのニイちゃんに頼んで撮ってもらった2階からのアングル

14時30分、午後も着々と工事は続く。平屋の屋根には垂木(?)が打たれている。もうすぐ”3時のおやつ”ですよ

16時00分、おおよその姿が見えてきたかな?

17時30分、少しずつ暗くなってきました。「このあたりで終わりますか・・・」

■上棟式
今日一日大変ご苦労様。まずは出来たての平屋前で全員揃っての記念撮影。この間にお酒とお塩・洗米を準備。大黒柱付近に集まって上棟式が始まった。上棟式をやる意味も地鎮祭と同じようなもんだろうとは思うが、職人さん達への感謝とねぎらいの意味があるそうだ。
私も祭りごとは嫌いではないので、施主として少々奮発した。

A建設会社社長さんの挨拶に続いて、S監督さんが何事かを読み上げる。M棟梁に合わせて全員で2礼2拍手1礼。棟梁と私と妻が、お酒とお塩とお米を持って四隅を清めながら廻る。もう一度全員で2礼2拍手1礼。施主(私)の挨拶。M棟梁の挨拶に続いて全員で「乾杯!」
最後は皆さんひとりひとりに仕出しと赤飯、お酒と祝儀を手渡して、この日の上棟式を終えた。

日柄はもとより、なんといってもお天気に恵まれて本当に素晴らしい日だった。
噂には聞いていたが、基礎の状態からあっという間に家が建っていく様子をじっくり見ていると、感動がこみ上げてくる。
想い出に残る光景をしっかり目に焼き付けておいたし、カメラにも収めておいた。
これから何十年も先まで、我が家で事あるごとに、この”建方”の話題は家族団らんのネタになるに違いない。
【平成16年02月19日】

■土地探し〜工事請負契約 ■地盤調査〜着工 ■擁壁・外構工事 ■基礎工事【1】 ■基礎工事【2】 ■工事・住宅設備仕様
■仮設足場〜木工事開始 ■建方・上棟 ■屋根工事 ■木工事【1】 ■サッシ・配線・断熱・外壁工事 ■木工事【2】
■造作〜内装工事 ■住宅設備工事 ■木製建具・照明・内装仕上げ ■外溝工事〜造園 ■完成・竣工式〜引越し