10.「木工事【1】」

■土間・天井裏・屋根裏
上棟式を終えたあと、屋根工事とともに内部木工事も進んでいる。
中を見渡しても、まだ「部屋」という感じがつかめない。というのも、間柱が随分増えており、迷路のようで気をつけないと、「私が歩けば棒に当たる」状態である(笑)。
土間部分
1階の天井部分
屋根裏部分
ところどころ金具で補強されているのは耐震の為?・・・あの金物で震度いくつまで大丈夫?気休めのような気もする。
大工さんと言えば、トンカチとクギ・・・腰に7つ道具(7つかどうかは知らないが)を巻き付けてるスタイルがさまになる。
少し前に「大工の源さん」なんてのが流行ったが、大工さんの印象ってあんな感じなのかなあ・・・うちの棟梁の場合は、顔・スタイルが違い過ぎると思う(爆)。でもまあ雰囲気はあんな感じだ。・・・お馴染みの道具箱も片隅に置かれていた。
【平成16年02月22日】

■梁・筋交い
工事の邪魔にならない日曜日、前日に棟梁の了解を得ておき、今のうちしか見られないので1階から2階、そして平屋を回って天井裏などの写真をパチパチ撮った。

建築用語は難しく読みにくい!と、前にも書いたが”梁”という所はどの部分のことを呼ぶのか、なんとか解るがいざ漢字で書いてみようとすると正確に書けない。私だけだろうか?・・・こんなことだからパソコンや携帯の”変換”というのがつくづく便利なもんだと感ずる。
”筋交い”というのはなんとか書け、どの部分か?も字を見ればおおよそ検討はつく。
いづれも木造建築を頑丈にする意味があるのだろう。
【平成16年02月22日】
梁と筋交い
2階の天井裏

■柱の防虫と防護
写真・左を見ると、柱の下部の色が変わっているのが判る。これは防虫剤が柱に塗布されているからだ。
防虫とは、言うまでもなくあのシロアリからの被害を防ぐことである。最近ではあまりシロアリによる被害は聞かなくなったが、シロアリ駆除の訪問販売による被害に遭う人のほうが多かったりして・・・(笑)
写真(右)は、内部工事中に柱に物を当ててキズを付けないようにプラスチック状の防護カバーが巻いてある。
当然のことなんだろうけど、こうした気遣いが有り難い。
【平成16年02月28日】
シロアリ防虫
キズ付き防護

■軒天・バルコニー・窓枠
内部は工事中に付き、ごちゃごちゃしているのは当然だが、そんな中でも一部分では家らしい雰囲気も出ている。
軒下の天井には白い化粧板が張られている。
2階にはバルコニーの形が出来上がって防水シートが敷かれている。
軒天
バルコニー
窓枠
アルミサッシも中に運ばれ、それぞれ取り付く場所に置かれている。窓枠に取り付いているヶ所もいくつかある。
これから順番にアルミサッシが入っていくだろうけど、2階の窓枠から見る外の眺めはかなり良かった。
【平成16年02月29日】

■天井・仮階段(ハシゴ)
天井部分には碁盤の目のような格子状に野縁が組まれている。この上にびっしり断熱材がはめ込まれるそうだ。
こうして見ると、一軒の家を造る為にはどのくらいの量の木材が使われるんだ・・・? 加工費も値がはるわけだ。

1階から2階に行くには普通なら”階段”だが、まだ階段はないのでハシゴが備え付けられている。かなり急な勾配になっているので足元に気を取られながら登り、2階に足を踏み入れるとホッ!っとする。このハシゴが階段になれば途中に踊り場が出来て勾配も緩やかになり、大工さんの作業はもちろん、私の2階見学も随分と楽になる。
【平成16年03月06日】

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